からっぽの地球儀



「からっぽの地球儀」

脚本・演出/中村太陽

期間:5月1日(水)~5日(日)

劇場:下北沢OFFOFFシアター

チケット:前売り2800円 当日3300円


STORY

裁判所には、毎日、尽きることのない案件がやってくる。

セクシャルハラスメント。痴漢。遺産相続。倒産。殺人。隠蔽。汚職。などなど。

自分にとって特別な裁判でも、他人から見たら、ただの一つでしかない裁判。

ある弁護士は誰かを弁護し、ある検察官は誰かの真実を追い求める。


これは、悲劇と喜劇の真ん中にある、ただただ、普通の物語。


CAST

山田青史 浅賀誠大 浜田カオス 瀬畠淳 山田直人 小池首領 

田所ちさ 大谷由梨佳 井下宜久(東京乾電池) 坂野磨美 飯野くちばし


STAFF

舞台監督/内山清人(サマカト)  照明/高野由美絵  音響/久郷清

演出協力/はまだりゅう司 宣伝美術/し水しんたろう  衣装/SH+

選曲/コンソメ太郎 映像記録/桜井名人  

企画/『からっぽの地球儀』実行委員会 制作/9‐States



それなりにハッピー

 


「それなりにハッピー」

脚本・演出/中村太陽

期間:2013年12月25日(水)~29日(日)

劇場:下北沢OFFOFFシアター

チケット:前売り2800円 当日3000円

※12月25日の公演は初日割りで2500円


STORY

「動物園に行きたい」

それが彼女の最後のお願いでした。

2013年。下北沢OFF・OFFシアターの最終公演。


少しだけ一年を思い返して。

少しだけ過去を思い出して。

動物園に行ってみる。
平等に不平等な素晴らしい日常の中。

人間と言う名の動物は。

それなりに笑って暮らしている。


CAST

山田青史 浅賀誠大 山田直人 大谷由梨佳 小池首領

戸枝尚 (スポンジ) ヒロト 倉垣まどか 市村彩子


STAFF

舞台監督/内山清人(サマカト) 舞台美術協力/仁平祐也 照明/高野由美絵

音響/遊也(STRAY SOUND) 演出協力/本名直人 宣伝美術/し水しんたろう

選曲/コンソメ太郎(日本ハッピーエンド協会) 衣装/SH+ 映像記録/桜井名人

企画/『それなりにハッピー』企画実行委員会 制作協力/いちむらあやこ 製作/9-States



噓つきアポロジー

~ 9-States/10周年記念公演 ~




「嘘つきアポロジー」

脚本・演出/中村太陽

期間:2014年5月28日(水)~6月1日(日)

劇場:下北沢OFFOFFシアター

チケット:前売り2800円 当日3000円


10年分の アリガトウ と サヨウナラ

中村太陽が描く 最後 の物語。

CAST

山田青史 浅賀誠大 山田直人 小池首領 浜田カオス(濱田龍司/FLIPLIP)

熊木拓矢(グワィニャオン) 市村彩子(ハイデンカン) 飯野くちばし 坂野磨美

大谷由梨佳 青木伸悟 松本拓真


※一身上の都合により、一部キャストが変更いたしました。

当初予定されていた 近松くるみ・兼安友加里の変わりに、

坂野磨美・大谷由梨佳 が出演いたします。


予告映像

https://www.youtube.com/watch?v=2n0hJAdRsC4


モノローグ

誰かが言った。 誰かが言ったんだ。


どれだけ、幸福な人生だと、周りが褒め称えたとしても。

後悔が残らない人生なんてありはしないのかもしれない。

誰もが、満足だった。と、自分に言い聞かせ。

二度と生まれ変わってこないよう、願いを込めて笑って旅立つ。

 

自分が世界から消えた後に行き着く場所が天国か地獄か。

そんモノながあったとしても。

所詮、誰もが辿りつく前に振り落とされてしまう。

 

その光景は、綺麗で悲しい雨に見える。

 

過去の過ちを、過ちと認めてしまうと、足が止まってしまうから。

無理矢理、自分を騙し、平然を装い足を踏み出す。

 

こんな僕を君は許してくれると言うけれど。

僕は今でも自分の事が許せないで居るんだ。

 

誰が誰を許したとしても。僕は僕を許さないだろう。

 

憧れ続けた地上に落ちてきた魚が、

息苦しく、憧れ続けているだけでよかったと気づく頃には、

もう、上手く泳ぐ術を忘れてしまったとしても。

ブサイクで歪なそいつは、それでも憧れ続けるだろう。

 

今度は後悔しないように。居場所を失ってしまわないように。

自分を騙し。他人に嘘をつき。優雅な人生だったと思い込む為に。


 そして、本当に最後の時に思い出す。

 自分は偽りの道を進んで来たのだと。
 そんな僕等が残すのは。サヨナラ。なんかじゃなく。ゴメンナサイ。
 僕から僕へ。僕から君への最後の言葉。
 


さかさまの靴を履いて歩いていたのだと。



※【アポロジー:陳謝。または正当性を主張する事】



カテゴリーボックス

 


「カテゴリーボックス」

脚本・演出/中村太陽

期間:2015年3月26日(木)~29日(日)

劇場:下北沢小劇場B1

チケット:前売り3000円 当日3300円


STORY

誰かが作った真実(ルール)は

皆が平等(シアワセ)になる為に生まれたんだよ。


インナーハウスと呼ばれる閉鎖病棟。

僕はそこで家族と一緒に暮らしている。

今度の日曜日に皆でピクニックに行く事になった。

きっと楽しい日曜日。


CAST

山田青史 浅賀誠大 浜田カオス 山田直人 小池首領

ナカムラユーキ 瀬畠淳 福地慎太郎 吉﨑崇二 水野絵理奈 飯野くちばし

前田薫平 松本拓真 井上友里奈 永岡みゆき 佐藤晃 対馬大翔 輿石愛紗美


STAFF

舞台監督/内山清人(サマカト) 舞台美術/仁平祐也 照明/高野由美絵  音響/久郷清

宣伝美術/し水しんたろう 選曲/コンソメ太郎 演出補/はまだりゅう司

演出助手/本名直人・青木伸悟 映像構成/吉﨑崇二 制作部/浅賀誠大

映像/中﨑組  衣装/SH+ 映像記録/桜井名人

企画/『カテゴリーボックス』企画実行委員会 制作協力/いちむらあやこ

製作/9‐States


モノローグ

その日・・・。家族会議が行われた。

それは、家族の一人をとある閉鎖病棟に入れるかどうかの話し合い。

そこはインナーハウスと名づけられた見た目は何処にでもある普通の家。

定期的に医者が家に訪れる以外は。


いつからか・・・。僕はインナーハウスと呼ばれる家で生活している。

普通の親に普通の兄弟、僕は普通であり続けようと思った。


ある時・・・。僕はいけないこと考えた。

普通とはなんだろう?様々な家族と接している内に定義を見失った。

アレ?様々な家族?ってなんだっけ?


その日・・・。家族会議が行われた。

それは、家族の一人をとある閉鎖病棟に入れるかどうかの話し合い。

そこはインナーハウスと名づけられた見た目は何処にでもある普通の家。

定期的に医者の僕が家を訪れる以外は。


いつからか・・・。僕はインナーハウスと呼ばれる家で生活している。

僕は素晴らしい家族の一人。誰にも否定なんてさせないよ。



コレは・・・。閉鎖病棟と言う仕切りの中「カテゴリー」をテーマに描かれる物語。

ただただ、笑って暮らす為に、僕は君に何が出来るだろう?