わかれ道のリテラシー

~2ヶ月連続公演 Vol.1 ~



「わかれ道のリテラシー」

脚本・演出/中村太陽 構成/吉﨑崇二

期間:2015年12月9日(水)〜13日(日)

劇場:下北沢小劇場B1

チケット:前売り3000円 当日3300円


STORY

誰も僕のことなんて気にしない

だけど僕等は未だに死ねないでいる

代金を貰わないホテル・ラポール

そこに住み着いた人々にはルールがあった

本当の名前で呼び合ってはいけない

きっと。生きることも、死ぬことも大きな意味はない

なぜなら誰も他人には興味なんてないのだから


ある日、新しい客がホテルを訪れた


CAST

山田青史 浅賀誠大 浜田カオス 山田直人 吉﨑崇二 小池首領

瀬畠淳 井上友里奈 永岡みゆき 対馬大翔 大森寛人 宮森セーラ

輿石愛沙美 藤田順子 野仲真司 鳥巣祐介 竹内萌恵


STAFF

舞台監督/内山清人(サマカト) 舞台美術/仁平祐也 照明/高野由美絵

音響/久郷清 宣伝美術/し水しんたろう 選曲/コンソメ太郎

演出補/はまだりゅう司 演出助手/松本定規・前田董平 映像構成/吉﨑崇二

制作部/浅賀誠大 映像/中崎組 衣装/SH+

企画/『わかれ道のリテラシー』企画実行委員会 製作/9‐States


モノローグ

~ アナタの生きる理由はなんですか? ~


未来への目的を失った人々が集まるホテル・ラポール。


今は誰の為の時間なのだろう。


ただただ生きる事は生かされているようにも思える。

疲れたフリをしては眠り、腹が空けばメシを食べ、

どこか満たされない空白を埋めるために女を抱く。


後悔の過去を忘れようとしても、誰も自分からは逃げられない。

僕は誰に許されたいと願っているのだろう。


今はアナタだけの特別な時間。


きっと。生きることも、死ぬことも。

本当は大きな意味なんてない。

なぜなら誰も他人には興味なんてないのだから。


生きる理由を知りたいなら、この場所に訪れたらいい。



三日月にウサギ

~2ヶ月連続公演 Vol.2 ~ 



「三日月にウサギ」

作/吉﨑崇二 演出・原案/中村太陽

期間:2016年1月7日(木)~11日(月)

劇場:下北沢OFFOFFシアター


CAST

山田青史 浅賀誠大 浜田カオス 小池首領

ナカムラユーキ 福地慎太郎 水野絵理奈 飯野くちばし 倉垣まどか

前田薫平 青木伸悟 池田真梨子 楳木智草 川谷諒


STAFF

舞台監督/内山清人(サマカト) 舞台美術/仁平祐也 照明/高野由美絵

音響/久郷清 宣伝美術/し水しんたろう 選曲/コンソメ太郎

演出補/はまだりゅう司 演出助手/松本定規

制作部/浅賀誠大 衣装/SH+

企画/『三日月にウサギ』企画実行委員会 製作/9‐States


モノローグ

とあるジャズ喫茶に集まる人々

誰もがそこにいる天才に笑顔で近づいた

自分の明るい未来を思い描いくために


きっとね

それは悪いことじゃないと思うんだ

誰もが皆、自分を一番大切にするモノだから


「ある日。一つの命が消えた」


コレは何処にでもある普通の物語

僕等は生きる為に誰かを殺している

喜劇とは誰かの悲劇の中になる


大きな影が満月を消し去っていく中

誰かが言ったと誰かが言った


三日月に兎は映らない


描かれたテーブル



「描かれたテーブル」

脚本/中村太陽

期間:2016年7月22日(金)~27日(水)

場所:下北沢小劇場B1

チケット:前売り3000円 当日3300円


CAST

山田青史 浅賀誠大 瀬畠淳 浜田カオス 山田直人 小池首領

永岡みゆき 熊木拓矢 倉垣まどか 瓜生憲 竹内萌恵

北川まりも 楳木智草 板本未緒


STAFF

舞台監督/内山清人(サマカト) 舞台美術/仁平祐也 照明/高野由美絵

音響/久郷清 宣伝美術/し水しんたろう 選曲/コンソメ太郎

演出補/はまだりゅう司 演出助手/松本夜一

制作部/浅賀誠大 映像/中﨑組  衣装/SH+ 

企画/『描かれたテーブル』企画実行委員会 製作/9‐States


モノローグ


世界は僕の敵だった


それでも


僕は君の為にナニが出来ただろう?


✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩



他人の幸せを個人の幸せとして感じることがある。


きっと僕等は。


誰の為に生きていて何処に向かうのかなんて分からない。


それでもたまに思うんだ。


他人の幸せを個人の幸せとして感じることがある。


 


とある聖人が尋ねた。


「アナタの幸せはなんですか?」


とある偽善者は答えた。


「アナタの幸せが僕の幸せである」


世界はきっと誰の為にも回っていない、それでも僕の世界は僕を中心に回っている。


どれだけ机上の空論と言われたとしても僕は同じセリフを言い続けるだろう。


アナタの幸せが僕の幸せであると。


 


ふと、長い道のりを振り返る。


僕は誰の幸せの為に歩いてきたのか?


重荷を投げ捨て手ぶらの僕に残ったモノはなんだろう?


コレは。


鳴海家具会社の中で起こる「満足」をテーマに描かれる物語。


ただただ、笑って暮らす為に、僕は君に何が出来るだろう?