点と線のオブリビオン
第33回下北沢演劇祭参加作品
31/STAGE
『点と線のオブリビオン』
作・演出/中村太陽
構成/リウジと太陽ブラザーズ
劇場:下北沢駅前劇場
期間:2023年 2月22日(水)~ 2月26日(日)
いつも言葉は神とあり
いつしか言葉は神となった
希望の約束は罪となり
願いという名の嘘になる
きっと、この言葉もキミ達には届かない
だって、この世界に神様なんていないから
■CAST
石井玲歌 加藤岳仁
吉田汐 黒崎雅 豊島歩 森山太 水野えりな
辰己真有加 元永あか莉 福島るみ
瀬畠淳 浅賀誠大 浜田カオス 山田青史 板本こっこ
■STAFF
舞台監督/内山清人(サマカト) 舞台美術/仁平祐也 照明/高野由美絵
音響/久郷清 宣伝美術/し水しんたろう 選曲/三代目コンソメ太郎
演出助手/松本定規 映像/打上花火 舞台操作/楠太平洋
制作部/浅賀誠大 板本ミオ 衣装/SH+
企画/『点と線のオブリビオン』企画実行委員会 製作/9‐States
◎チケット◎
前売り4300円・当日4500円
取り扱い:9-Statesチケットフォーム
https://www.quartet-online.net/ticket/tensen
◎協力
株式会社 SAKURA MILL 株式会社 QueenB 株式会社W.FOXX
株式会社テロワール 株式会社 ディアマントプロモーション
khromatic ライオン・パーマ サマカト
カオスエンターテインメント 日本ハッピーエンド協会 (順不同敬称略)
■モノローグ
目を覚ました時に私は記憶を失っていた。
世界に絶望した私の前にあったのは居場所と呼べる新しい家族だった。
私にできた新しい家族。新しいとは変だ、なぜなら私には初めてできた家族なのだから。
酒蔵と呼ばれる場所に集まる人々にはそれぞれの生活があり、それぞれの悩みがある。
普通のことだ、そう、特別ではない生活。私にはなぜだかそれが特別に思えたんだ、
「我思う故に我あり」だとすれば、我を失った昔の私は死んだことになる。
過去と現在、点と点は繋がらない。
私の人生は今ここから始まる。
今、私は、とても幸せだ。